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やまもり三香の少女漫画を実写映画化した青春ラブストーリー『ひるなかの流星』で映画初主演を飾る永野芽郁。ドラマ・映画・CM…女優として活躍の場を増やしてきた永野に主演作への思いをはじめ、女優としての今後の抱負を聞いた。

映画初主演のプレッシャーは感じず、伸び伸びとできた現場でした

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――東京の高校に転校してきた田舎育ちの女子高校生・与謝野すずめが、担任教師と女嫌いの同級生の間で揺れる姿を描く胸キュンラブストーリー『ひるなかの流星』。永野にとって、記念すべき初主演映画となる。

「最初に原作のシーンをオーディションで演じたのですが、そのときすずめちゃんがすごく面白い子だなっていう印象がありました。今まで演じたことのないタイプの女の子なので楽しく演じられたらいいなってのほほんとした気持ちだったんですけど、実際演じられると決まったときは、すごく嬉しかったです」

――しかし、そのあと主演のプレッシャーは感じたという。

「でも、周りの人には感じてほしくなかったので、できるだけ自分でも感じないようにして、強くいることを意識しました。何も物怖じせずいられたらいいなって思いました。実際、現場に入るときにはすずめの事が見えてきたので、現場には自分が一番楽しんでやる!という気持ちで入れました」

――永野が演じるヒロイン、すずめは、最初はほぼすっぴんの、田舎から出てきた女の子だったが、担任の獅子尾先生に恋をしてだんだんきれいになっていく。恋愛をして大人になっていくすずめを演じる上で大切にしたことは?

「2時間という短い時間の映画の中で、人を好きになってどんどん変わっていくすずめちゃんとして生きるのは難しかったです。順撮りではないので、恋に落ちたシーンを撮った次のシーンはまだ好きじゃないシーンを撮ったり、大変ではあったんですけど、好きになったときは自分の感情をしっかり出そうと意識していました。最初の頃はすずめの喜怒哀楽がわかりにくいシーンが多かったので、表に出さないように、わかりやすそうでわかりづらいのが一番いいと思っていたんですけど、好きになってからは泣けてきちゃうし、ちょっとしたことで嬉しくなるという、女の子が恋をしたらこうなるというのをうまく、わかりやすくない程度に表現できたらいいなって常に思っていましたね。苦労したのは、みんなが共感できるけど、実際ないでしょう~って笑えるようなシーンです。すずめという役もでしたが、やりすぎると「絶対ない」となってしまうし、やらなすぎると「え?面白い?」ってなってしまうので、いろんなシーンでぎりぎりなラインを探していきました」

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――プロデューサーによると、すずめと永野はよく似ているという。その意見には、永野自身も大いに共感する。

「すずめは、マイペースでちょっとぼーっとしていて。でも、やるって決めたら全部の熱がひとつのことに向かう女の子です。そんなすずめと私はすごく似ている気がしたし、素の自分に近いぐらい自分が出ていると思います(笑)。現場でお芝居をしているときに先生や馬村から感じたことをそのままやってみるという感覚の現場で、自分が出やすかったと思います。また、オーディションのときもそうだったんですけど、新城(毅彦)監督が私がすることを現場でもゲラゲラ笑っているんです(笑)。だから新城監督をもっともっと笑わせてやろうという気持ちでもすずめを演じていました」

――少女漫画が原作らしく、胸キュンが満載だが、お気に入りのシーンは?

「お気に入りのシーンは、馬村に「俺のことを好きになればいいのに」って言われているシーンです。撮影のとき、泣くつもりなんかなかったのに馬村の声を聞いたら泣けてきてしまって、今すずめになれている瞬間なのかもしれないなって思いました。馬村のことを好きってわけじゃないのに、声を聞くと安心できる存在ではあって、そういうのがストレートに出ているシーンなのかなって思いました。このシーンは、今でもはっと思い浮かぶ、記憶に残っている大事なシーンですね」

――胸キュンシーンでは、現役高校生である永野の意見も大いに活用されたという。

「私自身、高校生なので、キュンとするシチュエーションをいろいろ提案しました。たとえば、獅子尾先生に後ろからハグされるシーンは、いろいろ試して、「絶対後ろです!」ってやってもらったら、とてもキュンとしました(笑)。みなさんも絶対キュンとすると思います! ぜひ劇場で観てください」

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――大人な獅子尾先生と、一途な同級生の馬村、どちらがタイプ?という質問には、 「馬村ですね!」と即答。

「馬村はすずめの前で見せる姿と、ほかの人の前で見せる姿が全然違うんです。自分の前だけで笑ってくれたりして、そういう姿に惹かれるし、もっといろんな言葉を言って欲しいと思うし、もっと本当の姿を見たいって気になります。いつか、馬村みたいな人に出会いたいです」

――一方、獅子尾先生の魅力についても語ってくれた。

「すずめが友達ができないと相談したら、「弁当ぐらい俺が一緒に食ってやるよ」と言ってくれるセリフがあって、先生としてなのか、ひとりの男性としてなのか、そのときのすずめにはわかっていないんですけど、ひとつ頼る場所ができた気がして、学校で一人のときも先生がいるから大丈夫ってどこか思えるきっかけになったセリフだなと思って。どきっともしました」

――三角関係を演じる獅子尾役の三浦翔平さん、馬村役の白濱亜嵐さんとは、それぞれ和気あいあいと楽しく過ごしたそうだ。

「3人そろってはあまりなかったのですが、三浦さんは私が駄菓子が好きなのでコンビニまで一緒に買いに行ってもらったりしました。白濱さんはとにかく面白い方で(笑)、現場を盛り上げてくださいました。何を話していたの?というぐらい他愛のないその場での会話を常に楽しんでいました」

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――さらに自由度の高い現場だったと振り返る。

「私がやったことに対して誰かが必ず拾ってくださる現場でした。三浦さんも白濱さんも、私のお芝居に返してくれるし、それに対して新城監督も言葉をくださっていたので、自分自身にセーブをかけずにやりたいよう、伸び伸びとできた現場でした。新城監督が私のことを見守りながら、私が自分で考えられるように導いてくださって、その場でやってみて、良かったらそのままでいいし、違ったら違う感じにやってみようと提案してくれるんです。その場でのアドリブ力が鍛えられました。新城監督だからこそ、すずめが演じられたと思います。この作品は、初主演ということも含めて思い入れは強いです。主演という意味で出演シーンが多かったので、精神的にも、体力的にも、鍛えられた現場でした」

――今作のあと、『PARKS パークス』、『帝一の國』、『ピーチガール』など出演作が目白押し。今どんな気持ちで演技に向き合っているのだろう。

「お芝居が大好きで、その気持ちしかないです。お芝居をするとき、これといって難しいことは考えていないんです。ただその場に、カメラの前に立って、相手とのやりとりの中で生まれた気持ちを見せているという感覚です。とにかくお芝居が大好きで、もっとお芝居がうまくなりたい、もっといろんな人に追いつきたいという気持ちです」

――今後目指す女優像は?

「日に日に自分のなりたい女優像が変わっていくんですけど、みなさんの中で一致したくないですね。『この役は永野芽郁だよね』ではなく、『永野芽郁って、こんな役もやるんだ』っていい意味で、私ってわからないような役をやっていきたいと思っています」


Writing:杉嶋未来

インフォメーション

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(C)2017 映画「ひるなかの流星」製作委員会 (C)やまもり三香/集英社

MOVIE

『ひるなかの流星』

2017年3月24日(金)公開


やまもり三香の原作を実写映画化した青春ラブストーリー。田舎から東京の高校に転校した与謝野すずめ(永野芽郁)は、面倒見のいい担任教師・獅子尾五月(三浦翔平)に、生まれて初めての恋心を抱く。獅子尾も彼女の真っすぐな性格に同じ思いを抱くが、自分の立場を考えると素直になれなかった。一方、女子が苦手なクラスメートの馬村大輝(白濱亜嵐)もすずめの純粋さに惹かれていって…。

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