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2014年10月16日更新

話題のドラマや映画に立て続けに出演し、今後の活躍が期待される山﨑賢人。今秋、「いつかは挑戦したい場所だった」と本人が語る、念願の初舞台『里見八犬伝』に挑む。いざ初舞台を迎えるにあたりプレッシャーを感じながらも、そこに懸ける意気込みを語ってくれた山﨑。今までの自分の経験を捧げる覚悟が垣間見えた。

足を引っ張らず、食らいついていくだけ。ただ楽しむ気持ちは忘れたくない

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── まずは山﨑が持つ、舞台に対するイメージについて。これまでドラマや映画など多くの映像作品に出演してきた彼にとって、舞台はどんな場所なのか。

「今まで舞台は招待していただいて観たり、知り合いが出演している作品を観に行くことはありました。自分が出演することについても興味はありましたけど、以前は自らやりたいとは思っていなかった。でも、いろんな現場を経験していくうちに、役者の先輩をはじめとした周りの人たちに『一回はやったほうがいいよ』と言われるようになって。いつかそういった機会が巡ってきたら『じゃあ、1回はやってみよう』という心境に。そんな風に舞台に前向きな気持ちになっていたとき、ちょうど今回のお話をいただいて、『やろう!』と即決しました」

── 初めてのことに挑戦していく。それは誰にとっても勇気が必要で、大人になるほどにリスクを避けてしまう人も多い。それでも挑もうと思った理由は?

「本来は新しいことに自分からぐいぐい挑戦していく性格ではないんです。ただ新しいことをやっていかなきゃいけないという気持ちは強くあって迷いはなかった。こうして二十歳のタイミングでやれることにも何かしら運命的なものを感じているし、神様じゃないけど“力をつけろ”っていう試練なのかもしれないですし」

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── 前向きな気持ちで足を踏み入れた舞台の世界。現在は、本格的な稽古に入る前の準備として殺陣や発声など基礎を作っているところ。

「今は殺陣の稽古だけ始まっていて、すでに難しさを実感しています。本気で斬るわけではないので、相手がいるけれど刀は当てない。でも当てないけど、斬っているように見せなくてはいけない……。それに殺陣は振付けのように順番を覚えなくてはいけないのも難しいです。筋肉も必要ですし、相手との呼吸とか殺陣ならではの体勢もあって初めてづくしで……。中でも一番キツいのは地味ながら木刀の素振りです。今は筋肉痛が絶えなくて(笑)。殺陣が登場する作品は今までも観てきているんですが、実際にやってみてあれだけ頭も体も使う大変な演技だとは気付いてなかった。人がやっているのを観ると“サッサッサッ”と流れるような動作でも、そういう風に見せるのはすごく難しい。僕は体が硬いのもあって不便なところがあるので、体を柔らかくするのもトレーニングに取り入れたいですね。本番を全部通して演じたときにどれだけ体力が必要なのか今はまだ想像できないけど、ストレッチや稽古をきちんと取り組んで備えようと思っています。映画やドラマは稽古期間がない状態で取り組むけど、舞台はきちんと稽古がある。その点はすごくありがたい。その分、本番でやり直しがきかないですけど(笑)」

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── この度、山﨑が挑むのはこれまでも多くの舞台や映像作品で取り扱われてきた『里見八犬伝』。中でも山﨑が演じるのは八犬士の一人、「孝」の玉を持つ犬塚信乃。自分の運命に翻弄される繊細で難しい役どころだ。

「犬塚信乃は素直な人間で、真っすぐだからこそ自分の運命に葛藤している。その心の内もきちんと表現できたらと思います。役が持っている芯の部分はきちんと理解して、でも自分としての信乃を演じたい。自分の中で犬塚信乃像をきちんと固めて、これからの稽古とその先にある本番に臨めればと思ってます。昔からある作品なので、映像でも観られるものは観て、自分なりに学ぶつもりです。今回の作品は、人として大切なことを教えてくれる作品でもあるし、ファンタジーとしての面もある。観てくださる人の心に何かしら残せれば嬉しいです。また、役者として新しい自分を見せられたらと思ってます」

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── こうして気丈に語ってくれる彼だが、実はけっこう緊張するタイプ。

「どの現場でも顔合わせや台本読みなど初日は緊張します。舞台の初日となると、もう想像できないですね(笑)。お客さんの目前で芝居するのも初めてですし。でも、そういった自分の芝居に対してダイレクトに反応が返ってくるのが舞台の醍醐味でもあると思います。まだ初日を迎えてないのでわかりませんが、役者の先輩たちも多くの人が映画やドラマをやりながらも、コンスタントに舞台に出続けている。きっと舞台でしか味わえない感動や経験があるんだろうなと思うと緊張より楽しみが大きいかな」

── 最後にあらためて舞台に懸ける意気込みを語ってくれた。

「主演を演じさせていただくということは座長でもある。でもキャストやスタッフを引っ張っていくのはきっと難しいと思うので、僕は足を引っ張らないように、犬塚信乃をただ本気でやるしかない。まだ本当に未知のことで全然わからないというのが正直なところだけど、初舞台を終えられたら大きな経験値になるだろうし、自分の役者としてのキャリアにも大きな影響があるんじゃないかなって予感はあります。毎日同じ演技をやる。1日で完結することを何週間も繰り返して千秋楽を迎える……そのときにどんな気持ちになるのか今から楽しみで仕方ないです」

Writing:長嶺葉月

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INFORMATION

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『里見八犬伝』

滝沢馬琴原作の『南総里見八犬伝』をもとに、新解釈やオリジナル設定を加えて、鈴木哲也が書き下ろし、深作健太が演出し創り出したスペクタクル時代劇『里見八犬伝』。山﨑賢人をはじめに今最も注目を集める若手俳優たちが、知勇に優れ、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各字を刻んだ八つの玉を持った八人の犬士を演じる。

【東京公演】新国立劇場 中劇場:2014年10月31日(金)~11月17日(月)
【大阪公演】シアターBRAVA!:2014年11月21日(金)~23日(日)
その他、高松、北九州、館山で上演。


▼公式サイト

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(C)日本テレビ

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