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北川景子 ドラマ「フェイクニュース」試写会&会見!


北川景子主演、土曜ドラマ「フェイクニュース」のマスコミ向け試写会&会見が10/11(木)NHKで行われ、北川が出席した。

同作は、世界中で話題のフェイクニュースを切り口に、「真実と嘘」、「分断」、「人は何を信じるのか」という普遍的なテーマを、エンターテインメント性豊かに描く社会派エンタメドラマ。
中年男性がSNSに投稿したつぶやきをきっかけに事態が思わぬ方向へと拡大していく中、ネットメディアの女性記者が事実を追い求め、孤軍奮闘する様が描かれる。

大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川)はある日、編集長の宇佐美寛治(新井浩文さん)からインスタント食品への青虫混入事件について取材するよう命じられる。樹の前に現れたのは、SNSに青虫混入の投稿をした男(光石研さん)。この男は嘘をつぶやいたのか。一体、何が目的なのか。
青虫混入の投稿をきっかけに、事態は思わぬ方向へ拡大。企業間の争いにまで発展し、やがてその矛先は樹自身にまで及ぶ。何が本当で何が嘘かもわからない世界の中で、樹は記者としてフェイクニュースにどう立ち向かうのか。一連のフェイクニュース騒動の果てに、樹が見つけた真実とは―。

前編試写会後に会見が行われ北川は、「私は15年ほどこの業界でお仕事をさせていただいていて、記事に取り上げていただくことはたくさんありましたが、自分自身が記事を書く記者役は初めてでしたし、書く側の気持ちを考えたことはありませんでした。今まで取材を受けている時にどんな感じだったかなとか、新聞記者の方ってどんな雰囲気だったかなど、自分の経験を振り返りながら撮影をさせていただきました。前編を拝見して、映像も美しかったですし、スピード感があって49分本当に観たのかなと思うくらいあっという間。面白い作品になっていて、たくさんの方にご覧いただきたいと思いました。NHKの土ドラ枠は初めてでしたし、脚本の野木先生のエンターテインメント性溢れるポップな世界観で作品をやらせていただけて良い経験になり、とても光栄でした。」とコメント。

実際の記者の方から取り入れた行動やしぐさは?という質問を受け、「これまで取材していただいた新聞記者の方だったり、ネットメディアの方の顔を思い浮かべながらの役作りも考えましたが、人によって服装や取材の切り口とかスタンスが全然違うと感じましたので、いろいろな方の顔は浮かべながら、野木先生が書かれた脚本の東雲樹というキャラクターを大切にしようと思いました。男性・女性と言うのもナンセンスですが、樹は男性の中で女性が強く生きていくことでどれほどの苦労があるかとか、そういうことを考えて感じている女性だと思ったので、精神的な強さ、我慢強さ、思慮深さをしっかり演じられたらと思い、記者だからというよりは樹がどんなキャラクターなのかを考えました。」と答えた。

野木亜紀子さんの脚本について、「ずっとご一緒したいと思っていた先生のオリジナル脚本ということでとても楽しみにしていて、読ませていただいた時に私に当てて書いてくださったのかなとか、寄せてくださったのかなと思うところがあって、演じていてとても楽しかったです。堀切園(健太郎)監督とも初めてご一緒させていただきました。いろいろな表情をとらえるために様々なアングルから撮影して、同じ演技を何回もできないので最初はそれが悩みでした。お話しをしたら“同じじゃないくていい。毎回魂を込めて演じてくれたら全然違っていいし、違う引き出しを見たくて何回もやってるから”と言われてすごく楽になって、そこから乗ってきた気がします。野木先生の脚本が楽しかったのはもちろん、このチームでやることができてすごく嬉しかったです。」と撮影時のことも交えて話した。

現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」で天璋院(篤姫)を演じている北川。同作で演じる東雲樹との共通点を聞かれ、「これまでたくさんの方が演じられてきた天璋院をどのように作っていくかと考えた時に、島津家から徳川の家に入って、家定様が亡くなった後も薩摩に帰らずに江戸に残り続けたところで、非常に芯の強い女性だと思いましたし、時代を強く生き抜いた人というところで、お姫様ですが凛々しくやりたいと思いました。樹は元々新聞記者という夢をもった女性で、荒波にもまれて出向せざるを得なくなりましたが、ネットメディアの中で“記者の使命とはなんぞや”という気持ちを忘れずに凛々しくブレずに生きているところに芯の強さを感じました。肉体的にも強い女性ですので、強さという部分では共通性があるのかなと思います。でもあまり弱々しい役柄を演じたことがなくて毎回わりと強めの役ですから(笑)、十八番といったところかもしれません。」と笑みを浮かべながら答えた。

最後に、物語を通してネットニュースへの見方や考え方が変わったかと質問され、「こういう業界にいて、自分がトピックスに上がることもありましたし、フェイクニュースがあることも早くから身をもって知っていましたので、この作品をやったから見方が変わったというのはないかもしれません。私は慎重な性格でマスメディアの行動とか情報には必ず偏りがあると認識しています。それはネットが流行する前から。同じ事柄や事件を取り扱っていても報じるスタンスとか切り込む角度が必ずメディアによって変わってきます。目にした情報を鵜呑みにしないということと、聞き比べ・見比べてどこが一番真実に近いのかを取捨選択して見極める目を持つことが大切だと思ってきました。そういった日頃感じてきたことが作品を通じて世の中に伝えられる、問題を投げかけることができるのは良かったと思っています。ネットが怖いのではなく取り扱う人間の問題なんだというところが作品のメッセージでもあるので、そのあたりのことが改めて感じられました。」と見解を語った。

土曜ドラマ「フェイクニュース」はNHK総合にて【前編】10/20(土)21:00~21:49【後編】10/27(土)21:00~21:49二週連続放送。
ぜひご期待ください!